【ネイティブビジネス英語表現】It is about time の使い方徹底解説！

ビジネスシーンや日常会話でよく使われる英語表現 “It is about time” をご存じですか？
「そろそろ～する時だ」「もう～すべきだ」という意味を持つこのフレーズは、英語ネイティブがよく使う表現のひとつです。

✅ この表現を使うことで、ビジネスでも説得力が増し、ネイティブらしい自然な英語に近づけます！

今回は、”It is about time” の 意味・使い方・例文 を 表を交えて 分かりやすく解説します。

Table of Contents

1. “It is about time” とは？

“It is about time” は、 「そろそろ～するべきだ」「もう～してもいい頃だ」 という意味を持つ英語表現です。
特に、「すでに行われていてもおかしくない」「待ちくたびれた」という 若干の遅れを感じさせるニュアンス が含まれます。

項目	説明
意味	「そろそろ～する時だ」「もう～すべきだ」
ニュアンス	すでに行われるべきことが少し遅れていることを示唆
文法構造	It is about time + S + 動詞の過去形
類似表現	It’s high time（より強い表現。「今すぐやるべき！」の意味）

💡 ポイント:
“It is about time” は、未来の行動を促すフレーズですが、過去形の動詞 を使うことが特徴です！（理由は後述）

“It is about time” は、 「仮定法」のルール に従って、次のような 過去形の動詞 を使います。

It is about time + 主語 (S) + 動詞の過去形

例文	日本語訳
It is about time we left.	もう出発すべき時間だね。
It is about time you changed your password.	そろそろパスワードを変えたほうがいいよ。
It is about time they launched a new product.	もう新製品を発売すべき時だ。

💡 動詞が過去形になる理由:
→ 仮定法過去を使うことで、 「本当はもっと早くやるべきだった」 というニュアンスを強調しています。
（実際には今後やることについて話しているが、「もう遅いくらいだ」という感覚を込めるために過去形を使います。）

この表現は ビジネスでも日常会話でも 使えます。
以下の表で、 4つのシチュエーション 別に例文を見てみましょう！

シチュエーション	例文	日本語訳	ポイント
会議での発言	“It is about time we discussed this issue.”	そろそろこの問題について話し合うべきだ。	会議のタイミングが遅れていることを示唆
部下へのアドバイス	“It is about time you updated your resume.”	そろそろ履歴書を更新すべきだよ。	優しく忠告する場面に最適
カジュアルな会話	“It is about time you visited Japan!”	そろそろ日本に来るべきだよ！	軽い催促や歓迎の意味合い
企業の戦略発表	“It is about time we invested in AI.”	そろそろAIに投資すべき時だ。	未来への重要なアクションを強調

この表現を使う際には、以下の 3つのポイント に注意しましょう。

注意点	詳細
1. 相手にプレッシャーを与える可能性がある	「もうやるべき」と強く聞こえることもあるため、フォーマルな場では慎重に使う。
2. “過去形” だが過去の出来事ではない	仮定法過去の影響で動詞が過去形になるが、意味は「今」や「これから」について。
3. “It’s high time” との違い	“high time” はより強い催促や「遅すぎる」ニュアンスを含む。

例:
✅ It is about time we made a decision.（そろそろ決断すべき時だ）
✅ It’s high time we made a decision.（もう決断しないと遅すぎる！）

💡 ビジネスで使う場合は “It is about time” を選ぶと、柔らかい印象になります。

“It is about time” は 「そろそろ～すべきだ」「もう～する時だ」 という意味を持つ便利な表現です。
ビジネスや日常会話で使えますが、相手にプレッシャーを与えないように 注意しましょう。

✅ It is about time + S + 動詞の過去形 で使う
✅ 「今すぐ実行すべきこと」に対して使う
✅ ビジネス英語・日常会話の両方 で活用可能
✅ 相手に圧をかけすぎないよう、トーンを調整