会議で固まる「典型シーン」
会議フリーズ英語 #03
「Can you share your perspective on this?(この件についてあなたの視点を聞かせてくれますか?)」
議論の途中で、上司からこのようにパスが回ってきたとき、思わずフリーズしてしまったことはありませんか? 特に、複雑な議論の最中だと、**「何をどこまで言えばよいか分からない」「自分の理解が合っているか不安」**といった理由で、脳がシャットダウンしてしまいがちです。
このとき、一番避けたいのは「……(無言)」や「Ah… well…」と詰まってしまうこと。プロフェッショナルとして、まずは「考えている最中である」ことを堂々と宣言し、主導権を取り戻しましょう。
今日の結論:まずはこの1文で沈黙を防ぐ
突然の質問に焦らず、まずは相手の問いを肯定しながら時間を稼ぎます。
✅そのままコピペ(会議で1秒稼ぐ)
Boss: Can you share your perspective on this?(この件についてあなたの視点を聞かせてくれますか?) You: That’s a great question. Let me gather my thoughts for a moment.(いい質問ですね。少し考えを整理させてください。)
なぜこの返しが効くのか(理由3つ)
1) まず反応して「聞いている」を示せる
“That’s a great question.” と即答することで、問いかけをポジティブに受け止めたことが伝わります。たとえ答えが準備できていなくても、コミュニケーションのラリーを止めずに済みます。
2) “考える時間”を自然に確保できる
“Let me gather my thoughts”(考えをまとめさせてください)は、ビジネスシーンで非常に頻繁に使われる表現です。これを言うだけで、相手は「今は思考中なのだな」と納得し、数秒の沈黙を許容してくれます。
3) 賛成/反対どちらにも転べる(安全)
「良い質問ですね」と返すだけでは、自分の立場をまだ明らかにしていません。この猶予期間を使って、議論の流れに沿った最適な立ち位置(賛成か、修正案か)を冷静に判断できます。

この後どう続ける?(すぐ使える3つの型)
考えがまとまったら、以下の3つの型を使ってアウトプットしましょう。
型A:賛成+理由(結論→理由)
-
EN: I support this idea because it aligns with our long-term strategy.
-
長期戦略と一致しているため、このアイデアを支持します。
型B:懸念+対策(リスク→対策)
-
EN: I see the benefits, but I’m concerned about the workload. We might need more resources.
-
メリットは分かりますが、業務量が心配です。もっとリソースが必要かもしれません。
型C:確認質問(論点を絞る)
-
EN: From my perspective, it’s a good plan. But who will be the main lead for this?
-
私の視点では良いプランだと思います。ただ、誰がメインのリードを務めるのでしょうか?
言い換えストック(同じ機能:時間稼ぎ)
「時間を稼ぎつつ、整理する」ためのバリエーションをストックしておきましょう。
-
That’s an important point. Let me think for a second. (それは重要な点ですね。少し考えさせてください。)
-
I’d like to make sure I have the full picture before I comment. (発言する前に、全体像を把握できているか確認させてください。)
-
Well, I’m looking at it from a slightly different angle. Let me see… (ええと、私は少し違う角度から見ています。ええと……。)
-
I have a few thoughts on that. Give me a moment to organize them. (いくつか考えがあります。整理する時間を少しください。)
-
That’s a complex issue. Let me briefly summarize my understanding first. (複雑な問題ですね。まずは私の理解を簡単にまとめさせてください。)
NG例(やりがち)と改善
自信のなさが伝わってしまう表現を、プロフェッショナルな言い回しに変えましょう。
-
NG: “I don’t have any perspective.” (視点はありません=考えていません)
-
改善: “I’m still forming my opinion on this.”(まだこれについて意見を形成しているところです)
-
-
NG: “Sorry, I’m not sure.” (すみません、よく分かりません)
-
改善: “Could you clarify which part of the issue you’d like me to focus on?”(この問題のどの部分にフォーカスしてほしいか、明確にしていただけますか?)
-
-
NG: (黙って資料を読み始める)
-
改善: “Please give me a moment to review the data.”(データを読み込む時間を少しください)と言葉で伝えましょう。
-
まとめ:今日のポイントはこれだけ
急に視点を求められても、突然の質問に焦らず、少し時間を稼ぐことで、整理して答えられるようになります。
まずは “That’s a great question.” と相手を肯定し、その隙に頭の中のパズルを組み立てる。この「一拍置く余裕」が、英語会議での信頼感につながります。

アンケートのお願い
今後の記事作りの参考に、1分アンケートにご協力ください。 https://forms.gle/4VAsrYovTJDxe6Wi8


コメントを残す