会議で固まる「典型シーン」
会議フリーズ英語 #04
「What lessons can we learn from this?(ここからどんな教訓を得られますか?)」
プロジェクトの振り返り(KPTなど)の場面で、このように上司から問いかけられてフリーズしたことはありませんか?
「何か反省点を言わなきゃ」と焦るものの、**「自分の失敗を指摘されたくない」「責任を追及されるような気がして怖い」**という心理が働き、言葉が出てこずに気まずい沈黙が流れてしまいがちです。
会議で固まってしまうのは、あなたが「教訓=反省・謝罪」と捉えてしまっているからです。ビジネスにおける振り返りの本質は、過去を責めることではなく、未来の成功確率を上げること。まずは視点を「未来の改善」へシフトするための型を使いましょう。
今日の結論:まずはこの1文で沈黙を防ぐ
「失敗」という言葉を避け、「学び」と「改善」をセットにして切り出します。
✅そのままコピペ(会議で1秒稼ぐ)
Boss: What lessons can we learn from this?(ここからどんな教訓を得られますか?)
You: One key lesson is…, which will help us improve…(重要な教訓の一つは…で、これにより…を改善できます。)
なぜこの返しが効くのか(理由3つ)
H3 1) まず反応して「聞いている」を示せる
“One key lesson is…”(重要な教訓の一つは……)と即座に切り出すことで、あなたが現状を客観的に分析していることをアピールできます。沈黙して「逃げ腰」だと思われるのを防げます。
H3 2) “考える時間”を自然に確保できる
「教訓は〜です」と述べている間に、脳内でその学びを次のプロジェクトでどう活かすか(プロセスの自動化、チェック体制の強化など)を具体化する数秒の猶予が生まれます。
H3 3) 賛成/反対どちらにも転べる(安全)
失敗ではなく、学びや改善点にフォーカスすると前向きな印象になるようになります。「次はこうすればもっと良くなる」という解決志向のスタンスは、周囲の信頼を回復・強化するのに非常に有効で安全です。
この後どう続ける?(すぐ使える3つの型)
学びを提示した後、具体的なアクションへ繋げる3つのパターンです。
型A:賛成+理由(結論→理由)
-
EN: One key lesson is the importance of early communication, which will help us improve our response speed next time.
-
重要な教訓の一つは早期コミュニケーションの重要性で、これにより次回は対応スピードを改善できます。
型B:懸念+対策(リスク→対策)
-
EN: We learned that manual data entry is a risk, so we should introduce an automated tool to prevent similar errors.
-
手入力はリスクであると学んだので、同様のミスを防ぐために自動化ツールを導入すべきです。
型C:確認質問(論点を絞る)
-
EN: I believe we learned a lot about resource management. Should we update our team guidelines based on this experience?
-
リソース管理について多くを学んだと思います。この経験に基づいてチームのガイドラインを更新すべきでしょうか?
言い換えストック(同じ機能:時間稼ぎ)
「教訓」をポジティブに、かつプロフェッショナルに伝えるバリエーションです。
-
This experience highlighted the need for more detailed contingency planning.
(今回の経験で、より詳細な緊急時対応計画の必要性が浮き彫りになりました。)
-
A major takeaway for us is that we should double-check the client’s requirements earlier.
(大きな収穫は、クライアントの要件をもっと早い段階で再確認すべきだということです。)
-
We’ve gained valuable insights into the market’s reaction, which we can use for the next launch.
(市場の反応について貴重な知見を得られました。これは次のローンチに活かせます。)
-
The situation showed us that we have room to improve our internal reporting flow.
(今回の件で、社内の報告フローを改善する余地があることが分かりました。)
-
I see this as a constructive opportunity to refine our project management strategy.
(これを、プロジェクト管理戦略を洗練させるための前向きな機会だと捉えています。)
NG例(やりがち)と改善
読者を責めず、より「成長意欲」を感じさせる言い換え案です。
-
NG: “It was my mistake, I’m sorry.” (私のミスでした、すみません=謝罪だけで終わる)
-
改善: “I take responsibility, and the lesson learned is to establish a clearer approval process.”(責任を痛感しています。ここからの教訓は、より明確な承認プロセスを確立することです)
-
-
NG: “X-san didn’t do their job.” (Xさんが仕事をしませんでした=他責)
-
改善: “The project showed us that we need clearer task ownership to avoid confusion.”(混乱を避けるために、より明確なタスクの責任所在が必要だと分かりました)
-
-
NG: (黙って気まずそうな顔をする)
-
改善: “I’m reflecting on the process. One thing that stands out is the importance of risk assessment.”(プロセスを振り返っています。特に際立っているのは、リスク評価の重要性です)
-
まとめ:今日のポイントはこれだけ
英語の会議で教訓を聞かれたら、失敗ではなく、学びや改善点にフォーカスすることを意識しましょう。
“One key lesson is…, which will help us improve…” という型を使えば、どんな苦い経験も「チームの成長の糧」へと変換できます。過去の失敗に固まるのではなく、次をどう良くするかを一言添えることから始めてみてください。
アンケートのお願い
今後の記事作りの参考に、1分アンケートにご協力ください。




コメントを残す